2018年6月7日木曜日

EGP+GPP 合同メールマガジン 2018.06月号


  こんにちは。アジサイがきれいな季節です。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

◆グリーンピープルズパワー(株)高圧ユーザーへの電力供給開始
電力小売会社グリーンピープルズパワー(今はまだ「取次」)は、原則として低圧契約
ユーザーへの供給としていますが、このたび、初の高圧契約ユーザーへの供給が開
始されました。
ユーザーは東京都下多摩地域のお風呂屋さん。太陽光発電や蓄電池、ガスコジェ
ネなどを入れてエネルギー消費量を下げようという事業の一環です。契約容量51kW
という微妙な消費容量なので、高圧から低圧への変更も考えましたが、むしろ電気代
が上がってしまいます。そこで、高圧のままグリーンピープルズパワーに切り替えるこ
とになりました。
電気料金は少し安くなる程度ですが、キュービクルや配電盤の改善など、総合的に
お風呂屋さんの電気に取り組んでいきたいと思います。
◆イージーパワー(株)三原発電所の社債募集、満額の980万円を達成
イージーパワーでは3つ目の発電所となる広島県の三原発電所が、5月の連休明け
に工事着工しました。パワコン容量33kW(パネル容量54kW)の発電所です。総費用
は約1千万円。この費用調達は全額社債(少人数私募債)にて行いました。この63
が社債申し込みの締め切りでしたが、募集額980万円(一口20万円で49口)に満額の
申し込みがありました。この場を借りて、お申し込みいただいた方に御礼を申し上げま
す。
三原発電所は、広島県三原市本郷町にあります。すぐ近くを沼田川が流れる田園地
帯です。草取り等の管理については、地元の社会福祉法人若菜・北方の里という障害
者の作業所の方々に面倒を見ていただくことになりました。まだ発電所用地は余ってお
り、今度はぜひ、地元の方々に発電事業を初めてほしいと思います。
◆瀬戸内海の大三島訪問、再生可能エネルギーの溢れるポテンシャル
その三原からすぐ近く、瀬戸内海の中に大三島という島があります。この島の再生可能
エネ  ルギーのポテンシャルを見て欲しいと要請されて行ってきました。まさに再生可能
エネルギーの素晴らしい宝庫でした。
大三島は、山の高さは400メートル以上、周囲88キロのちょっと大きな島です。けっこう
川があり、砂防ダムもありました。島には二つのダム湖があり、周囲の2つの島を含めた
住民の飲水は完全に自給できているそうです。つまり小水力発電はバッチリです。
雨の少ない瀬戸内海気候なので太陽光発電にも最適。島の農業の中心は柑橘系作物
ですが、その剪定枝や落下実などのバイオマス資源も大量に発生するようです。
そして、最も感激したのが潮の引き込み入江の跡です。かつての塩田のためでしょうか、
島のあちこちにあります。大きなものでは、毎日2回(満潮時)1万トン以上の水を貯める
のです。これを潮力発電(潮の干満を利用した発電)に使わない手はないなあと感じた
次第です。
いろいろな再生可能エネルギーを組み合わせれば、大三島の豊かな自然は残しつつ、
60003000世帯の島全体を再生可能エネルギー100%にすることも可能ではないか
と思います。日本の最先端は島にあり!でした。
◆イージーパワー(株)第3期株主総会終了
イージーパワー(株)の第3期株主総会が530日(水)に行われました。第1期、2
と発電所建設を続けましたが、第3期は再生可能エネルギー特措法の制度改正の波を
受け、発電所建設がゼロとなりました。結果、受取消費税が支払消費税よりも多くなり、
思いのほか消費税を納めることになりました。
3期に予定していた山梨県北杜市の増富発電所は、完全に断念し損失計上しました。
発電所用地は売却できましたので、損失はそんなに大きくならずに済みました。千葉県
匝瑳市の発電所では大量のパネル不良も見つかり、発電量は予定を大幅に下回りま
した。これも、メーカ側責任ということで、基本的には全額補填され、ことなきを得ました。
波乱万丈な2017年度でしたが、結果オーライとなりました。この辺りの詳細は、ホーム
ページにて、おいおい書いていきたいと思います。
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 GPP(グリーンピープルズパワー株式会社)
 代表取締役 竹村英明
 〒160-0022
 東京都新宿区新宿2-4-2 カーサ御苑503
 03-6274-8660
 http://www.greenpeople.co.jp
 いつも応援いただきありがとうございます。
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